今回は食品輸入実務で使う インボイス(Invoice) と パッキングリスト(Packing List) について解説します。
インボイス(Invoice/商業送り状)
インボイスは「取引内容を証明する書類」です。
食品の品名、数量、単価、金額、原産国、取引条件(FOB・CIFなど)を記載し、関税・消費税の算出や輸入申告の根拠となります。食品通関では、品名の記載精度が審査スピードに直結します。
パッキングリスト(Packing List/梱包明細書)
パッキングリストは「貨物の中身と梱包状態を示す書類」です。
ケース数、重量(グロス・ネット)、梱包形態などを記載し、検査時の確認や貨物照合に使われます。食品検査や税関検査で特に重要です。
※サンプルはダミー企業・商品名を使用しています。
※実務では必ず自社情報や契約内容に合わせて調整してください。
インボイス(Invoice)サンプル
画像解説(赤字注釈入り)
下記の画像はイメージです。赤字部分は記入時のポイントを示しています。

補足ポイント
- 数量欄はケース数で記入してください
- 金額は契約通貨・インコタームズに合わせて記入してください
こちらので記事でインボイス記載の注意点を詳しく解説しています。
👉 関連:[インボイスの記載ミスで通関が遅れる理由|NG例と修正方法]
ダウンロードリンク(インボイス)
- Excel版: Excelテンプレートをダウンロード
- PDF版: PDFテンプレートをダウンロード
パッキングリスト(Packing List)サンプル
画像解説(赤字注釈入り)
下記の画像はイメージです。赤字部分は記入時のポイントを示しています。

補足ポイント
- 箱番号や荷姿を正確に記入すると輸送・検品がスムーズになります
- 商品名・数量・重量・容積を必ず記入してください
ダウンロードリンク(パッキングリスト)
- Excel版: Excelテンプレートをダウンロード
- PDF版: PDFテンプレートをダウンロード
インボイスチェックリストまとめと注意点
インボイス作成時に以下の点を確認すると、通関トラブルを未然に防げます。
- 品名は商品を具体的に表現しているか
- 数量と単位は正確か
- 価格・通貨は明確か
- 発送者・受取者の情報が正確か
- 関連する書類(パッキングリスト・契約書)と一致しているか
- インボイス=取引内容・金額の証明
- パッキングリスト=貨物の梱包・数量の証明
食品輸入では、両書類の整合性が通関トラブル防止の鍵となります。
サンプルを使用する際には必ず自社情報に合わせて調整して下さい。また、ダウンロードしたテンプレは編集して保存してからご使用下さい。
管理や記入漏れがないようにチェックリストとしても活用可能です。
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